読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「君の名は。」感想(ネタバレ)

www.youtube.com

 

君の名は。」観てきました~~!

 

これまで新海監督の作品は「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」だけ観ましたが、そこまで好きというわけでもなく、「君の名は」も予告編観て「まあ…映像は綺麗だけど、いつもの感じのやつだろう…」という印象しかなかったのですが、結論から言うといつもの感じのやつとは違った!いい意味で思てたんと違う!!

 

今思うとこの予告編が非常によくできてますね…まあこういう話だろうという予想がいい感じに裏切られた。

 

 

 

以下、良かったところとちょっと不満だったところ(ネタバレ有)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・単なる男女入れ替わりてんやわんやラブストーリーじゃなかった。

予告編を見る限り、この映画は男女入れ替わりてんやわんやモノなんだなって思いますよね。えっ思わない…?

僕は完全にそういう話だと思い込んで観てたので、この手の話でお決まりの「それぞれが異なる性のあれこれに四苦八苦する」というシーンがほとんど無くて見ててびっくりしました。(せいぜいおっぱいとちんちんを触る程度)

それどころか両者が入れ替わり生活に馴染むまでをラッドウィンプスの曲と共にダイジェストでお送りするという鬼のような巻きっぷりに唖然としました。曲が終わる頃にはもう入れ替わり時の共同ルール出来ちゃってるよ!!そこに至るまでの紆余曲折あれこれがこの手の話の一番面白い所なのに…!

駄目だ…新海誠…ストーリーの作り方が全くわかってないんだ…!などととホノオ君のごとく嘆いていましたが、途中で瀧と三葉の入れ替わりには三年の時間差があり、瀧の時間軸では三葉の町は三年前の彗星衝突で消滅しているということが判明、これはめっちゃ驚きました。みんなも驚きましたよね?えっ特に驚かなかった…?入れ替わりに時間差があるってすごくいいアイデアじゃないですか?えっそんなことない…?

そんなわけでこの映画が男女入れ替わりてんやわんやモノじゃなくて、未曾有の大災害を回避するためてんやわんやモノだと分かり、序盤のそういったお約束の流れを超速で流していたのも納得しました。それを差し引いても上映時間をもっと長くして序盤はもうちょっとゆっくり描いて欲しかったですが、とにかく予想しなかったストーリー展開で素直にハラハラしながら楽しく観られました。

 

 

 

・ものすごい作画で田舎と都会どちらの良さも描かれている。

相変わらず風景描写がめちゃ美しく、田舎と都会どっちの世界も魅力的に描かれていたのが良かったです。三葉の町(名前忘れた)の「観光地かよ」ってレベルの美しすぎる田舎ぶりも最高ですし、瀧の暮らす東京の風景も前作「言の葉の庭」と同じように非常に魅力的に描かれています。

三葉が東京に憧れる田舎の女の子って設定で、瀧に入れ替わって都会生活を満喫するところを見て「なんだかんだで自分の故郷の良さを再確認して最終的には神社を継いて暮らしていくENDなのかな…?」とちょっと思ったんですがそんなこともなかった。そういう色々あったけど自分の世界に納まるみたいな展開は嫌だったので。「やっぱり私、この村が好き…!」みたいなことを言い出さなくて良かった…!

 

 

 

友人達が全員いい人

嫌な人がほとんど出てこなかったのが良かったです。三葉の父親が唯一ちょっと嫌な感じでしたが、あれもストーリー上必要な障害って感じであまり嫌悪感も無かったですね。瀧と三葉は両者とも良い友人達に囲まれており…というか「行くあても分からない人探しに自腹で新幹線乗って付き合ってくれる」「町に彗星が落ちるという妄言を疑うこともなく変電所を爆破してくれる」といった信じられないほどのいい人ぶり。特にてっしーに関しては出しゃばって三葉に告白したりしてめんどくさい展開にしてくれなかったのが好感もてます。圧倒的バイタリティと硬派さを併せ持つナイスガイですね。

 

 

 

・「言の葉の庭」の雪野先生が出てくる。

まさか前作のキャラが出てくるとは思わなかったので嬉しかったです。万葉集といえばこの人って感じで呼ばれたんでしょうか。「言の葉の庭」の話のあと転勤したのが三葉の町の学校だったってことだと思うんですが、そのまま彗星衝突して町人全員死んでた場合、雪野先生の人生が悲惨すぎるのでちゃんと避難して三葉たちと同じく助かったと信じたい。

 

 

 

 

・瀧が三葉の体になっておっぱいを触るシーンが何度もある。

入れ替わりものでよくあるシーンですが、一度ならず何度もこれがあったのが良かったです。理由は特に無いですが良かったです。

 

 

 

 

 

 

【ちょっと不満だったところ】

・そうは言っても序盤の入れ替わり生活に馴染むまでが巻きすぎ。

・入れ替わりのルールがわかりにくい。特に後半ふわふわしていて勢いで乗り切った感じ。

・互いの世界に三年の時差があることに二人とも全然気づかないのが不自然。「なんかおかしいな」的な描写を申し訳程度にでも入れて欲しかった(僕が気づいてないだけであったのかもしれません)特に電車で三葉が瀧に会うシーンは「瀧くんなんか幼くね?」となんで思わないのか謎。中年のオッサンなら三年やそこらで見た目大して変わらないけどティーンエージャーの三年はデカイぞ…

・互いの名前を忘れてしまう描写の必要性がよくわからなかった。「君の名は」というタイトルありきの設定である感じがした。

 ・ラッドウィンプスの曲がいくらなんでも挿入されすぎ。

・「君の前前前世から~」と高らかと歌ってるのに、前世とかの話じゃなかった。

 

 

 

 

とまあ、ちょっと不満な点もありましたがそれを帳消しにするぐらい見どころのある映画だったと思います!!最高!!